2019-01-01から1年間の記事一覧

時には誰かを

授業中に教授が映画の話をしていた。 「この間、嫁さんと一緒に映画を見に行ってね」と。 そのとき私も映画に見に行ったことを思い出していた。 その映画は見た時少々退屈はしたけど、別に面白くない映画ではなかった。私が映画をあまり観ないと言っていたこ…

9月9日

とても大切な日でした。 明日も頑張ろう

黄色い車

私は黄色い車が好きではない。 小学生のときに読んだ小説に出てきた自閉症の少年が「黄色い車を3台見た日は悪い事が起こる日、赤い車を3台見た日はいい事が起こる日」と言っていた。だから黄色い車にはあまりいいイメージがない。 もうひとつ、同じようなき…

ラーメン屋

ラーメン屋に行った。 そのとき私は年が明けてから1回もラーメンを食べていなかった。もうすぐ2月に差し掛かり、大学ではテスト期間に入りそうだった。 資金源に母親と祖母を誘った。どこに行くの?と聞かれたので、食べログで検索し、近所にあるまだ行った…

人の死に関わるもの全般が怖い。 友達の家にあった仏壇の遺影が怖かった。じっと見つめていたら友達が、「あれは戦争で死んじゃった人なんだよ」と教えてくれた。もっと怖くなった。戦争で亡くなった人の話も、死者の人数も恐ろしかった。小学生のとき戦争に…

もう一度、あの夏に。

まだあの時からほんのわずかしか経っていないけれど。駅からの遠い道のりを、老舗の中華料理店を、ラーメン屋を、夜のコンビニを、余りのパンを、2人で寄り添って座った人のいない浜辺を、古びたベッドを、喫茶店で分け合ったアイスティーフロートを、商店街…

嫌いな後輩

高校時代の頃を思い出したので少し話をする。 高校時代の私は人生でいちばん、それはそれは性格が悪かった。自分のことしか考えていなくて、周りの人が我慢して付き合ってくれていなかったら、きっとひとりぼっちだっただろう。 私は剣道部に所属していた。…

友達

中2のとき、一緒に宿泊訓練に行った友達のことを可愛くてちょっぴり好きになってしまった。友達は私のことを尊敬してくれていて、大人しくて、誰とも会話しようともせず、読書ばかりしていた。私は彼女のそんなところがちょっぴり、実はものすごく好きだった…

君はD進する?

は修士に行かない (君はロックを聴かない/あいみょん) 少し暇そうな君に の話聴かせよう 小テストの合図 鬱なサプライズ 0点で精一杯 埃まみれ参考書には あの日の夢が踊る 真面目に単位落とす 授業取り過ぎたぜ さあ履修取り消すよ フツフツと湧き出す後悔…

全国の何となく理系を選ぶゴミ達へ

学校に行きたくない。行きたくない。何が嫌かって、まず行くことが嫌毎朝7時20分に起きたら8時40分の始業に間に合わない。これは甘えと言われるかもしれないが、もっと楽に登校している人がいるのだからこちらも楽を求めたっていいはずだ。何故わざわざ苦労…